合格体験記 愛媛大学工学部機械工学科・山口大学工学部機械工学科 3年次編入学
- 大坊 忠将
- 2024年1月12日
- 読了時間: 3分
私は、愛媛大学工学部機械工学コース、山口大学工学部機械工学科に合格しました。
【編入を目指したきっかけ】 兄が私の通っている高専から大学に編入したので私も大学に編入したいと思ったからです。また、今の学力で高専から社会に出る事に不安を感じたからです。
【使用した参考書】 TOEIC;公式問題集4.5.6.7.8 スタディサプリ 銀のフレーズ TOEIC文法問題でる1000問 英文読解入門基本はここだ! 数学:すぐわかる微分方程式 すぐわかる線形代数 すぐわかる微分積分(東京図書) 熱力学:工業熱力学(コロナ社) 材料力学:材料力学(森北出版)
【勉強方法】 1年:大学編入に対して何も意識していませんでした。部活がいそがしくテスト前も勉強していませんでした。席次は33/43位 2年:1年と変わらず部活に集中していました。席次は27/43位 3年:コロナでオンライン授業になりました。1,2年同様編入対策の勉強はしていませんでした。席次は24/42位 4年:6月に編入を決めて部活を辞め、TOEICの勉強を始めました。スタディサプリに登録し、単語と文法、リスニングを始めました。初めて受けたスタディサプリのTOEIC模試で195点をとりました。
8月から理工個別指導センターにお世話になりました。数学と専門科目、英語を教えていただきました。席次は12/43位
5年:受験日までの数ヶ月間は理工個別センターで教えていただいた内容をノートにまとめ、わからなかった問題の解き直しや、公式を単語帳に教科ごとにまとめ暗記していました。また TOEICのために英語には毎日かかさず触れるようにしました。学校の席次も上げたかったため授業中に内職はせずに家に帰ってから深夜まで勉強していました。休日やゴールデンウィークなどの日は朝から夜まで研究室にこもり過去問や復習をしていました。TOEICは最終的3月に640点を取りました。
【試験当日】 ・愛媛大学 数学、材料力学、熱力学、 TOEIC提出、面接でした。 数学:例年通りの傾向でした。出来は7〜8割だと思います。 材料力学:わからない問題があり焦りました。出来は4〜6割だと思います。 熱力学:例年通りでしたが所々変えてありました。出来は9〜10割だと思います。 TOEIC:640点で提出しました。換算すると91点でした。 面接:話しやすい雰囲気でした。志望理由などよく聞かれそうな事の対策をしていれば大丈夫だと思います。口頭試問のような質問もありました。 感想:午前が数学で午後から専門科目と面接がありました。材料力学と面接の口頭試問が出来なかったため落ちたと思いました。愛媛大学は毎年1人か2人ほどしか合格者がいないため合格発表まで不安でした。
・山口大学 数学、TOEIC提出、面接でした。 数学:大問4つで構成されその中に小問がある場合もあります。やっていなかった分野の問題が出題され大問1つと別の大問の中小問1つができませんでした。出来は5割〜6割だと思います。 TOEIC:640点で提出しました。換算すると82点でした。 面接;話しやすかったです。他の大学でもよく聞かれる質問が多かったのでしっかり対策していれば大丈夫だと思います。 感想:愛媛大学に合格していたためリラックスして受験できました。しかし数学が5割ほどの予想だったのでこちらもあまり自信がありませんでした。
【最後に】 私の通っている高専は、クラスの9割は就職で残りの1割は推薦で 技科大や専攻科を受験するため大学編入の学力試験受ける生徒は学年で私だけでした。過去の卒業生にも学力試験を受けた人が少なく過去問や体験談がありませんでした。そのため、理工個別指導センターには基礎学力の指導から過去問に至るまで全てに対応していただき本当に助けられました。最初の頃はわからない事だらけでしたが、先生が私の質問すべてに丁寧に答えてくださりだんだんと自信も付いていきました。これから受験を控えている方も頑張って下さい。